Ask Ohwadaのホームページへようこそ!!

がんで「手術」と言われたら、病気で手術が必要と言われたら、病気の治療が必要と言われたら、現在の診断や治療に迷いがあったり、不安になったら、後悔しない賢い選択の手助けするために、このホームページを立ち上げました。
私は、消化器外科、腫瘍外科医として、多数の消化器癌や腫瘍の手術や抗がん剤治療や免疫療法を手掛けてきました。多くの仕事を海外や日本に論文として発信してきました。近年は、がんを治療する立場から予防する立場に変わり、特に、胃がんの予知・予防・撲滅運動に参画しています。
医事・医療相談
セカンドオピニオン
がんの診断・治療や外科手術のセカンドオピニオン
その手術は必要ですか?
その手術法の選択は正しいですか?
その治療法の選択は正しいですか?
その抗癌剤が必要ですか?
そのお薬は必要ですか?
そのお薬は正しい選択ですか?
その検査が必要ですか?
医療事故?
薬害では?
遺伝子検査と相談
医学、医療に関する講演
医学、薬学、看護などの論文執筆のお手伝い
メールでご相談ください。
メールアドレス askohwadago@gmail.com
[ Link ]
認定NPO法人日本胃がん予知・診断・治療機構 http://www.gastro-health-now.org/
国立がんセンター http://www.ncc.go.jp/jp
National Comprehensive Cancer Network (NCCN) http://www.nccn.org
病気の診断と治療における考え方
『自分の肉親に薦められない検査や治療はしない』が、基本的考えです。
実地臨床における診断と治療は、科学的かつ論理的、合理的に行うものです。病気は、正確に診断し、さらに病期の程度と重症度を診断します。病気の原因があれば、原因を取り除き、予防ができるなら予防を行います。治療の必要があるか(適応)を医学的かつ社会的に判断します。病気は、何もしないで自然治癒力で治るのが最良です。それが、無理ならお薬などの治療となります。手術は最終手段です。手術は可能な限り臓器を温存する至適な手術が選択されます。過剰な臓器の切除は、術後のQOLが損なわれます。手術の選択は、可能な限り縮小した手術で済めば最良で、できれば内視鏡の手術、次いで、鏡視下(腹腔鏡や胸腔鏡)、ついで通常の開腹や開胸手術となります。手術は、正確な局所解剖の把握とそれに基づく、科学的に正しい手術器具の操作が大事です。
しかし、患者さんおよび家族が病気になった瞬間から思考停止になり、主治医から診断や治療、薬の副作用や治療および手術のリスクを説明されても、診断が正しいか、治療の選択が正しいかどうかも判断できないことがほとんどです。
医学や医療の情報が巷に氾濫し、病院のホームページやマスコミ、名医、良医云々の雑誌や書籍では、正確な医学や医療の情報に到達できません。インターネットによる一般検索では沢山の情報が溢れすぎていて、どの情報が医学的、科学的に正しいのか判断ができません。往々にして個人の勝手な見解を、自分の都合の良い方に解釈し、二重、三重に間違いを犯してしまいがちです。間違えた情報を基にして病院や医師を選ぶことは、良い結果は得られず、最終的に後悔することになります。ホームページ上の手術数や成績は、病院やその科全体の成績です。医師個人の手術数や成績ではありません。従って、外科治療の場合は、誰がチーフで、誰のチームが診断、治療するか、誰が執刀、誰が指導するかが大事です。それは、医師にしか知り得ない情報です。また、医師同士の信頼関係でしか把握できません。医学や医療の科学的根拠となる情報は日々、更新され、いわゆるガイドレインも更新されています。最新の情報を基に賢い選択、後悔しない選択の手助けをします。